2023年秋冬より取り扱いを開始したレザーシューズのブランド〈COAL HAAN(コールハーン)〉。かなり歴史のあるブランドでクラシックな装いですが、ブランド独自のクッショニングシステムにより他とは一味違った魅力があります。カジュアルからドレスな装いにトレンドが移行している今、その流れにフィットするブランドだと思います。そんなコールハーンについて、歴史と特徴をご紹介。
COLE HAAN(コールハーン)の歴史
1928年に誕生したコールハーン。創業者は兄弟で靴職人の〈トラフトン・コール〉と〈エディ・ハーン〉。兄弟の名前を組み合わせたブランド名でアメリカのシカゴにあった大学構内に店を構えたことからブランドが始まります。
創業当初はペニーローファーやサドルシューズといったメンズシューズのみの取り扱いで、質の良さや技術力が高い評価を受け人気が出ます。
1950年代にはアイビーやプレッピーの間で人気が生まれ、アメリカントラッドの代表的なブランドへと知名度を上げ、1979年になるとレディースシューズの取り扱いを始めアメリカだけでなく、世界中に店舗を構えるようになります。
現在は独立していますが、1988年に〈NIKE〉の傘下に入ったことで、それまでのクラシカルな革靴にエアクッショニングやルナロンを搭載したモデルを展開。さらにシューズ以外にもアパレルやアクセサリーも手掛け、トータルブランドとして展開していきます。
クラシックな質の高い革靴にNIKEの技術(ルナロン)が搭載された「ルナグランド」は、革靴にスニーカーソールという斬新さと広告塔にマイケル・ジョーダンを起用したことで世界中で話題となりました。
独立後はブランド独自の技術を開発し、オリジナルのクッショニングシステムを開発し、軽量で疲れにくいシューズを展開しています。
コールハーンの革靴の特徴
クッショニング
ブランド独自のクッショニングシステム「Grand.OS」テクノロジーは、軽量性と快適さを追求していて、軽く、曲がりやすく、クッション性、弾力性があり、グリップ力があることで、長時間の着用でも疲れにくいソールになっています。
軽さ
独自のクッショニングシステムによりかなりの軽量化を実現しています。「革靴にしては軽い」のではなく、スニーカーを持っているときのような重さです。普通の革靴だと思って持ってみるとかなりの衝撃があります。
デザイン
スポーツウェアとドレスシューズの要素を組み合わせたスタイリッシュなデザインが特徴です。そのため、カジュアルな装いからドレスなスタイルまで幅広く対応できるところがポイント。
素材
肌触りの良いレザーを使用。アメトラのブランドとして人気なブランドだけあり、上品な佇まいなのが特徴です。また、通気性に優れた素材を使っているため、蒸れにくいのも嬉しいです。
フィット感
歴史のあるブランドなだけに、初めて履いた時のフィット感がとても良く快適。買ってすぐはまだ革が硬いので、初め履く時は多少履きづらいですが、段々と柔らかくなっていきます。くるぶしが当たってしまう人はインソールを別途購入すると良いでしょう。
販売アイテム
C20719
¥39,600(税込)
ZEROGRAND搭載のブローグシューズ。屈曲性に優れたソールにと軽量性、クッショニング性により長時間の歩行でも疲れがでにくく実用性を備えた作りになっています。
C27984
¥35,200(税込)
クラシックでありながら軽快で、高級感のある風合いが美しいウィングチップオックスフォード。クッショニング性により長時間の歩行でも疲れがでにくい作りになっています。
C36028
¥37,400(税込)
フォーマルシーンからカジュアルなコーデに差し込むなど幅広いスタイルに合わせられるオールラウンダーなペニーローファー。軽量化が施され負担のない履き心地です。
C36271
¥39,600(税込)
アメリカントラッドを象徴するロングウィングチップのオックスフォード。ブローグ装飾、シルバーメタルのアイレットなど、クラシカルで繊細なディテールとなっています。究極な快適さを求めたソールシステムで、長時間履いても疲れない履き心地も魅力。