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NIKE WMNS AIR FORCE 1 ’07 ESSENTIAL “PAISLEY BLACK”
ペイズリー柄の魅力
〈NIKE SB〉のDUNK SBにて採用されたことで人気が高まっているペイズリー柄。その人気は発売と同時に無くなる程にまで上昇しています。通常のAIR FORCE 1とも一味に違う”ESSENTIAL”に採用され、まだまだその人気は高まっていくでしょう。
NIKE / ナイキ
NIKE WMNS AIR FORCE 1 ’07 ESSENTIAL “PAISLEY BLACK”
ITEM CODE:DH4406-101
¥12,100(税込)
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〈NIKE〉が推してるペイズリー
今最も勢いのあるモデルである〈NIKE〉のAIR FORCE 1(以下、AF1)。頂点にいるのは真っ白なトリプルホワイトですが、今どんなスタイルのAF1が発売されても怖くないというほど、人気が高まっています。ESSENCE ONLINE STOREで公開している特集の中でも群を抜いてアクセス数を稼ぎ続けているのもAF1の記事です。
世界的に流通量の減少が見られる(今後もさらに加速の一途を辿る見込みの)AF1について、詳細を書いた記事がありますのでそちらも参照してください。 そんな中、前回も発売と同時に即完売を果たしたペイズリーパックから、ブラックのバンダナを用いたモデルが登場します。アッパーの構成は通常のAF1トリプルホワイトと同様ですが、スウッシュからヒールタブにかけてオリジナルの柄で作られたペイズリーのキャンバス素材を起用しています。このペイズリーの柄は〈NIKE〉独自のもので、ところどころにスウッシュが入るデザインです。柄の切り取り方はランダムなため入るものと入らないものが出てくると思います。
アッパーのレザーはトリプルホワイトはツルッとした艶のあるレザーですが、こちらのモデルは革を揉み込んでシボ感を出したタンブルドレザーとなっています。共通して本革を使用しています。
また、デュブレはシルバーからホワイトに変更。シューレースの風合いも変えてきており、同じように見えて意外と共通項の少ない仕様となっています。
シュータンのスウッシュロゴもペイズリーのカラーに合わせてブラックに変更。インソールもシンプルなNIKE AIRロゴに変更されました。ペイズリーという柄の性格からか、どうしてもアメリカンな空気感が払拭できないと思っていたのですが案外そうでもなく、立ち姿で見てみるとほんのりテクスチャが違うなって分かる程度でスタイリングには悪影響を及ぼしません。トップス・ボトムスをプレーンなものでまとめておいて、ポイントとしてさり気なくペイズリーを差し込むくらいが良い塩梅です。
このペイズリーの流れは2020年にトラヴィス・スコットとのコラボレーションで披露された〈NIKE SB〉のDUNK SBが源流とされています。柄自体は流用されていませんが、既にスタンバイが始まっており、必然的な流れだったのだと思います。
既に市場から正規流通は消え去っています。機会に恵まれた方はラッキーです。春にコレを履くのが待ち遠しくなりますね。
発行日: 2022/01/31 〈 文=STAFF N 〉