大幅にアップデートされたテックフリースジョガーパンツ

 

NIKE FALL 2020コレクションを以て、名作のNIKE TECH FLEECE JOGGER PANTが大幅アップデートされました。これまでもマイナーチェンジを繰り返しながら展開してきており、久々の仕様変更となります。
NIKE TECH FLEECE JOGGER PANTはES-WEBでも多くの支持を得てきた大定番アイテムです。スニーカーとはもちろん、シャツやコートなどの綺麗なアイテムにも合わせやすいスリムテーパードシルエットや、耐久性に優れ一般的なスウェットパンツとは異なるテックフリース素材、アクティブウェアながらスマホ収納にも対応できるジッパー内ポケットなど、都市生活において欠かせないアイテムの一つとなっています。

 

本特集では、そんな傑作を旧型と一緒に比較して紐解いていきます。

 

 

TECH FLEECE シリーズはこちら

 
 
 


 

モデル

 

  • 新型(CU4496)

こちらが今回の新型ナイキ テックフリースジョガーパンツ。大きく見た目が変化したわけではありませんが、細かく見ていくと実は大きな差があることが判明しました。詳細は後述します。

 
 

  • 旧型(805163) スタッフ私物

こちらは旧型ナイキ テックフリースジョガーパンツ。2代目モデルと思われます。仕様としてはフロントポケットとは別になったサイドジップポケットが特徴。後ろ側から前にかけて斜めにスライダーが出てくるように配置されています。ウエストのドローコードはかなり長めです。ES-WEBでもベストセラーアイテムとなりましたがSU20で廃盤となり、FA20より先の新型モデルに切り替わりました。

 
 
 


 

サイズ

 

今回最も大きな変更点はシルエットの違いにあります。まずは旧品番モデルと新品番モデルの数値がこちら。

 

全て
S
S
M
M
L
L
XL
XL
XXL
サイズ
a
旧S
旧M
旧L
旧XL
旧XXL
新S
新M
新L
新XL
ウエスト
a
73
77
80
84.5
87.5
78
82
86
91
股上
a
32
32.5
32.5
33
34
34
34.5
34.5
35
股下
a
68
68.5
70
70.5
71
65
68
68.5
69
裾周り
a
22
22.5
24.5
25
26
22
22
23
23
腿周り
a
60
63.5
65.5
69.5
71
63
66
70
72
ヒップ
a
92.5
99
103
106.5
111.5
104
110
118
121

(単位:cm)
 

こちらはES独自に採寸したサイズです。サイズのブレがあることや手で採寸していることによる多少の誤差はお許しください。股上・股下以外はぐるりの数値です。
比較してみると全体的に大きくなっているのが分かります。ただし、裾幅はキープしており、旧型と比べて新型の方がメリハリの強いシルエットになっています。特に裾幅の数値が変わらないため、テーパードが強くなったということが言えます。股上が深くなった分、股下は短くなりましたが総丈はさほど変化がないと言っても良いでしょう。

 
 

メーカー付属の紙タグには「SLIM FIT / TAPER LEG / REGULAR LENGTH(スリムテーパードの普通丈)」とあります。サイズが変わったとは言え、スポーツウェアとしては非常に美しいシルエットで他には替えが効きません。今回身長・体重の異なるスタッフ3人に「自身のサイズの前後の2サイズを含めた3サイズ」で試着してもらいました。

 
 

「以前のモデルはLを穿いていました。新型を穿くならMが良いです。Sもウエストがゴムなので穿くことはできたのですが、ヒザ下のフィット感が強く、自分の体型には合いませんでした。MもLもウエストには特に問題がなくて、選ぶ決め手になったのは腿周りのフィット感の差です。旧品番よりゆったりめになっているので1サイズ下げました」

 
 

「普段はこういうものを穿きませんが、選ぶならSが良いなと思いました。Mで少しゆったり穿くのもいいですけど、トップスに大きなものをよく選ぶのでメリハリのついたスタイリングをするためにサイズを小さめにしました。Lですとさすがにウエストがゆるいです。ドローコードを結べば穿けますがシルエットはダボつきます」

 
 

「いつもならLかXLでも良いですがコレはLが良いですね。Mでも問題なく穿けましたが、僕は脚が太めなのでそれを無理に強調して見せるよりは腿にゆとりがあるサイズの方が良いなと思いました。足首のフィット感が結構強いので腰回りにゆとりがあってもスッキリ穿けますね。前のモデルとはシルエットがかなり違うので、細く穿きたい人はサイズを1サイズ下げていいと思います。ウエストの細い人なら2つ下げても良さそうに感じました」

 
 
 


 

ドローコード

 

旧品番と比較するとかなり短くなった印象のあるドローコード。初代モデルも確かこのパラコード(リフレクタ糸を混ぜた紐)だったと記憶しています。必要以上の長さを調整した形でしょう。

 
 
 


 

ロゴプリント

 

左腿に入るロゴはマットな質感のラバーっぽいプリントです。厚みはありません。

 
 
 


 

ブランドタグ

 

内側に付属するブランドタグは一般的なものから圧着プリントに変更し、より着用感を邪魔しない作りに変更されました。腰に当たってチクチクする、といった心配もなくなりました。

 
 
 


 

ジップポケット

 

テックフリースジョガーパンツのシンボルとも言える右腿に備えたジップポケットもサイズや位置が変更になりました。縁を圧着処理したスライダーは、旧型は縫い目に沿っていましたが、新型は沿わずに縫い目に並行に位置し、やや後方にずれています。
ジップを開くと中にスマートフォン用小ポケットを装備。こちらは初代モデルから変わらず付属しています。ポケット袋は表生地のテックフリースとは違いTシャツのような薄手の天竺生地のため、モコモコせずスッキリと使えます。

 
 
 


 

ダーツと切り替え

 

外側に鋭角にエリアがる腿の生地切り替え、膝の周りを立体的に処理したダーツ、膝裏を曲げやすく湾曲させた生地切り替え、といった具合に体が曲がる箇所にはこうした処理をしています。切り替えたりダーツを入れたりして、従来のスウェットパンツと比較してもより運動性に優れ、シルエットに無駄を無くしていっています。

 
 
 


 

ガゼットクロッチ

 

クライミングパンツに見られるような股下の生地の構成。こちらに切り替えを行うことで大きく開脚した際に突っ張りが無くなり、ストレスから開放されると同時に縫い目が避ける心配もありません。

 
 
 


 

リブ

 

足首にフィットするリブは健在。最初のサイズガイドで見たように、旧型からほとんどサイズ感を変えていません。少し狭めに設定してあることでよりスリムなシルエットを印象づけています。

 
 
 


 

圧着パッチ

 

ポケットの口の上下についたパッチは実は縫製のためではなく、縫製を隠すためにありました。このパッチ部分を裏側から見てみると、補強のひとつである「閂(かんぬき)止め」という縫製をしてあることが分かります。閂止めを表に出したくないナイキのデザイン感覚が発見できました。

 
 
 


 

旧品番もまだ在庫がありますが、ある限りとなっています。タイトなシルエットのテックフリースジョガーパンツが欲しい人はそちらを確保しておいてください。トレンドで言えば少し太めのスウェットパンツが主流になってきているので、最先端のシルエットを求めたい人は新型を手にしましょう。

 
 

 
 

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