上品な大人に使ってほしい!より快適になったNIKE SB ZOOM BLAZER MID

上品な大人に使ってほしい!より快適になったNIKE SB ZOOM BLAZER MID

こんにちは。Nです。
ナイキから秋コレクションが続々登場中。今回のデリバリーでは完全新作はありませんでしたが、いつも人気なエアフォース1やエアマックス90、95、2090、270リアクトなどの新色、新デザインなどが入ってきました。
中でも目を惹くのはジョーダンでしょう。現在まだスライドサンダルだけなんですけど、ESでは初めての取り扱いということになります。
それからESでは久しぶりになるのでしょうか、〈SB(スケートボーディング)〉も投入できました。今回はそのSBの定番アイテム、ズームブレーザーミッドについてご紹介します。

 
 
 

NIKE / ナイキ
NIKE SB ZOOM BLAZER MID
864349-002
¥9,900

ブレーザーと言えばオリジナルは1972年登場のナイキ最初期モデルのバッシュです。もちろんノンエア。50年前からほとんど変わらない見た目ですがエバーグリーンなルックスで今ちょっとキテるモデルのひとつですよね。このSBラインのズームブレーザーミッドは定番。レア度は低く在庫さえあれば普通に買えるモデルです。そこが良い。いつでも買えるタフな靴。アンダー10,000円というプライスも良いですね。ただ現在、コレ探すの難しいかもしれません。どこを見ても軒並み在庫がないんです。これから増えるのかな?

 
 
 

真っ黒なアッパーに真っ白なスウッシュとソール。スウッシュはレトロ系にはよく使われる70sなスタイルを採用しています。ローテクはこっちじゃないとなんかしっくりこなくなってきました。マットなブラックはスエードを使用しているため。履き込んでくたびれていくのが楽しみです。

 
 
 

シュータンも従来のスポンジ切りっぱなしだとスケボーの時にすぐに傷んだり、クッションが弱かったりするためにメッシュで覆ったものに変更。しっかりと足首を守る仕様です。もちろんがっつりスケボーしてもらって構いません。キズだらけにしていくのも味のひとつ。昔のバッシュとかコートスニーカーってフラットなソールだからスケボーしやすいんでしょうね。
でもスケボーしない人ならキレイに履きたいのも分かります。そんなに手入れする必要のないスニーカーですが、たまに適当にブラッシングしてあげると良いでしょう。

 
 
 

スケボー仕様ということで、「ズームエア」がヒールに内蔵されています。エアマックスにあるような「マックスエア」は高いクッション性のほか見た目のボリュームもひとつの売りとなっていますが、ズームエアはコンパクトなのが売り。小さいながらも高反発で吸収した衝撃を千木のエネルギーに転換する瞬発力が特徴です。

 

ズームエアの前身となる「テンシルエア」は1982年に登場します。この時点ではまだ製品化に至らず、時は進んで1995年にいよいよ製品化。「LWP(Light Weight Parormance)」シリーズに採用されました。翌年96年には改良したエアを「ズームエア」と名付け、「エアズームアルファ」に採用。2020年現在、世界最速シューズとして知られる「エアズームアルファフライネクスト%」に使われることを考えると、とんでもないテクノロジーなんだなと実感します。
また、ズームエアの軽くて薄くて高反発なクッショニングは、優れたクッショニングをもつマックスエアに比べて日本人アスリートの体格や体重に合っていたと当時から評価されていたようで、小柄な人間の方がよりパフォーマンスを発揮できるシステムなのかもしれません。

 

ブレーザーの見た目も全く変わらず、クッショニングだけがアップしたモデルなので、普通のブレーザーより更に心地良い履き心地を求めている人にもおすすめ。

 
 
 

トップス:私物
パンツ:KAZUYUKI KUMAGAI Ny/Cストレッチクロスツータックワイドテーパードパンツ(サイズ3)
シューズ:NIKE SB BLAZER MID
モデル:身長175cm、体重55kg

 

スケーターっぽいスタイルが一番合うなと思ってはいるものの、そのカルチャーに精通していない人の方が多いと思うので普段から使いやすいスタイルですとこんな感じかなと考えました。ワイドパンツが主流のためそれを使いながらもミッドカットらしい個性も出すためにロールアップし、スタイル全体は大きめで、でも小綺麗に大人が使えるように、というのを意識しています。
夏に使うのであればショートパンツに白のハイソックスにブレーザーミッドとかは完璧です。それもワイドめな黒のショートパンツだと良いですね。
あまりプリントものや柄物・色物で情報量を増やさず、色のまとまりとメリハリのあるシルエットを意識するのが良いです。ただ、スケーターっぽいデニムやベージュのチノは本当によく合います。めっちゃカッコイイと思いますね。

 
 
 

ワイドパンツは敢えてサイズアップ。大きめを選ぶことでミッドカットスニーカーの足首のシュッとしたシャープなフォルムを強調します。ちなみにシューズもいつもより1サイズ上げました。普段ちょうどいいサイズでブレーザーを履いているのですが、割と細いためサイズを0.5cm上げてもぶかぶかせずに履けます。少し余裕がほしいなって人は上げてみるのも良いですよ。ただ、ジャストサイズで履いて苦しいということは全くありません。

 
 
 

ワイドパンツですと高さのないシューズが相性が非常に良く、使いがちなんですけどハイカット、ミッドカットもパンツのシルエットによってはかなり良い感じにハマります。相性が良いワイドパンツは裾が細くなったタイプ。今回使っているカズユキクマガイのパンツのようなシルエットは本当に相性が良いです。モードに振りすぎず、ストリートに寄りすぎず、良い具合のバランスがとれます。

 
 
 

ブラックのシューレースのほか、ホワイトも付属するのですが、個人的にはコットンシューレースでカスタムしたいですね。よりオールドスクールな感じで。ESSENCEではゲタバコのシューレースも売っているので長さが合えば試していただきたいです。

 
 
 

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